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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- hamachobi
-
なんだか、期待していた内容ではないなぁ
予め言っておくけれど、この小説が面白く無いということではない。
それどころか、読み始めたらあっという間にこの第3巻まで読み終えてしまった。
それなりに楽しめたんだけど、なぜだか物足りなさを感じてしまう。
前漢の有名な皇帝、武帝を描いた北方謙三の中国モノ。
「三国志」、「水滸伝」、「楊令伝」と読み続けてきた私は、その流れが続くものとして、期待しすぎたのだろうか。
話のスケールは、その前作たちと比べて大きいし、匈奴との戦いもいい。
でも、なぜか、心が滾ることはない。
今回も衛青の甥、霍去病という非常に魅力的な漢が登場するのだが、あまりにもあっさりとした描写、乾いた描写で、従来の作品のような戦場で倒れていく男たちの生きざまといった点がほとんど描かれていない。
この小説が史実に沿っているのかどうかは、中国史に疎い私にはわからないけど、第3巻までの展開を読むと、まさに「武帝」の功績を描いているような感じ。
なんだか、期待していた内容ではないなぁ。
とりあえず、最後まで読むつもりだけど。
[日販商品データベースより]
中国・前漢の時代。蒼天涙し、大地はおののく。漢旗を負いし英傑去るとき、衛青は、幼き李陵に宿星を見る…。中国史上最大の史書を最大のスケールで描く、北方「史記」待望の第3弾。