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- 競売ナンバー49の叫び
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2010年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480426963
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- hamachobi
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ピンチョン入門にはピッタリ
きっと自分好みの作家だと思いながら、なかなか読めなかったトマス・ピンチョン。というのも圧倒的な量に恐れおののいてしまうのだが、この本は、長さも手頃で、ストーリーも分かりやすくて、入門書としていいかも。
「ヴァインランド」、「スローラーナー」ぐらいしか読んだことのないピンチョンだったが、新潮社から「トマス・ピンチョン全小説」シリーズが出てから、全冊購入し、チャレンジしようと思ったけど、やっぱり、読み始められず、積読状態。
それじゃいけないと、一念発起し、まずは手頃なものと選んだのがこの本だった。
やっぱり簡単というわけではなかったけど、かなり私好み。
解注があっても難解だけど、インターネットの発達した現代に読むとアンダーグラウンドなコミュニケーションといったところは、1966年に書かれたこの作品の持つ意味がまた違ったふうに読めて面白い。
これで、ウォーミングアップは終わった。いよいよ、「全小説」に取り掛かろう。
[BOOKデータベースより]
「謎の巨匠」の「探偵小説」仕立ての、暗喩に満ちた迷宮世界。ある夏の日の午後、主人公エディパは、大富豪ピアス・インヴェラリティの遺言管理執行人に指名されたことを知る。偽造切手とは?郵便ラッパとは?立ち現われる反体制的なコミュニケーションの方法とその歴史。短編「殺すも生かすもウィーンでは」を併録。暗喩読解のための解注も増補した。