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[BOOKデータベースより]
1章 『1Q84』から始まる新たな村上文学(対立する二つの反応;それでも村上作品への期待は変わらない ほか)
[日販商品データベースより]2章 都市小説としての村上春樹(三島由紀夫と村上春樹;村上春樹とフィッツジェラルド ほか)
3章 村上春樹を読む―『ノルウェイの森』(「死」にゆく物語としての『ノルウェイの森』;「僕」を主人公にしたファンタジー ほか)
4章 「私」をめぐる冒険―『ねじまき鳥クロニクル』(日本における権威とは母親だった;人の「つながり」は「愛」だけで得られるか ほか)
5章 世界文学への挑戦―『1Q84』を読み解く(戦後の時代精神を遡って;カルト集団に変質してゆく「さきがけ」 ほか)
世界で読まれるには“ワケ”がある。平成の司馬遼太郎・松本健一が、「ノルウェイの森」や「1Q84」などの村上春樹作品を通して、「ハルキワールド」を読み解く。本格的な村上春樹論。