- ルポ貧困大国アメリカ 2
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2010年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004312253
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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八重雲
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生まれ来る子供たちのために…
2009年の新書大賞受賞作品の2作目(続編)です。
世界唯一随一のアメリカ合衆国において、とんでもない「格差」が生まれています。
「権力が(企業が)」「権力と(政府と)」結びつき「故意に」格差を「作り出している」、というのです。
戦争の継続を望む軍産複合体や学資ローンビジネス、労働組合や医産複合体、刑産複合体など、それは「キャピタリズム(資本主義)」というよりむしろ「コーポラティズム(政府と企業の癒着主義)」と言えるものなのだ。
と作者は警鐘を促しています。
世界中から羨望を集める先進国の内部に、「持てるものと持たざるもの」とが存在しているのだなんて…
我々日本国を始め世界の各国が、このアメリカ型に追随する「ミニアメリカ」になっている現状。
我々一人一人が自覚を強め、そして国を変えて行かねばなりませんね。
次の「生まれ来る子供たちのために」…
3.11を体験した今。
とても心を動かされた読書でした。
[BOOKデータベースより]
経済危機後のアメリカでは、社会の貧困化が加速している。職がみつからず、学資ローンに追い立てられる若者たち。老後の生活設計が崩れた高齢者たち。教育や年金、医療、そして刑務所までもが商品化され、巨大マーケットに飲みこまれている。オバマ登場で状況は変わったのか。人々の肉声を通して、アメリカの今を活写するルポの第二弾。
第1章 公教育が借金地獄に変わる(爆発した教師と学生たち;猛スピードで大学費用が膨れ上がる ほか)
[日販商品データベースより]第2章 崩壊する社会保障が高齢者と若者を襲う(父親と息子が同時に転落する;企業年金の拡大 ほか)
第3章 医療改革vs.医産複合体(魔法の医療王国;オバマ・ケアへの期待 ほか)
第4章 刑務所という名の巨大労働市場(借金づけの囚人たち;グローバル市場の一つとして花開く刑務所ビジネス ほか)
学資ローンに追い立てられる若者たち。老後の生活設計が崩れ、絶望する高齢者たち。社会の底割れが加速する状況は、オバマの登場で変わるのか。人々の肉声を通して、アメリカの今をリアルに活写するルポ、第2弾。