[BOOKデータベースより]
江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること―。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!早くも読書界沸騰!俊英にして鬼才がおくる新潮流歴史ロマン。
[日販商品データベースより]江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること――日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!
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ユーザーレビュー (14件、平均スコア:5)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 分厚い新刊を、ふと、手にとり、ざっと2日で読了。映画化しても、この”間”は再現できるの?かっこいい、とにかくかっこいい。明察。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 タイトルで「コレは読みたい!」と思いました。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【泣きの1冊】 映画を観る前に読むべき!
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 本もしばらく読んでなかったがマルドゥック・スクランブルの作者が歴史小説を書いたという驚きと好奇心で読んでみました。そのときは、仕事とプライベートでどうしようもなく落ち込んでいたときでした。正しい暦を完成するために何年もの月日をかける話を読み、
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 丁寧に調べてあるのが得だ
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
暦を完成させるための、人々の苦労と熱き思いが・・・
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
日本の歴史ロマンの一言に尽きます!!!!
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
男のロマンに感動!突き詰めることって大切だな。
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匿名希望
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手を伸ばして
改暦という日本を大きく動かす事業に取り組んだ渋川晴海の生涯を描いた傑作です。
あきらめないことの大切さを教えてもらいました。
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でこ
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SF作家×時代小説=傑作。
一介の碁打ちにして算術狂いの渋川春海、改暦という一世一代の大博打に挑む。
壮大な事業に苦戦しながらも、大勢に支えられながら一歩ずつ着実に成就へと歩む春海が愛おしい。
冲方流の時代モノ、天晴れなり。
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紺碧の空
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ラノベ×歴史=上質なエンタメ
ラノベ作家冲方丁による初の時代小説。第7回本屋大賞受賞作品。
力のあるラノベ作家が時代・歴史小説を書くと本当に面白い作品が出来るとずっと思ってきました。この作品がまさに好例です。
事実は小説より奇なり、とよくいいますが、ラノベ作家の物語を紡ぐ力と、小説よりも奇なる歴史を組み合わせれば面白い作品ができるのは必定。
安井算哲という碁打ちが「改暦」という空前の事業を任される、という後世に生きる自分たちからは信じられないような歴史的事実を、囲碁、和算、恋愛、当時の政治情勢をうまく絡めながら描き出しています。
キャッチコピーにも書いてありますが、本作には合戦も剣戟も出てきません。しかし、男の一生を賭した戦いが本作ではしっかりと綴られています。
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APO
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あなたの人生に「必至!」と言えることはありますか?
「頼んだぞ、囲碁侍」「お前の暦で、幕府を、朝廷を、日本全国を、あっと言わしたれ」
碁打ちの名手にして、奇代の天才数学者であり天文学者の渋川春海が、
一世一代をかけて八百年以上続いてきた日本の“暦”を変える事業に挑戦する話。
ある神社にて――
一人の若い男が、所狭しと吊り下げられた絵馬の前に膝をつき、
刀もそっちのけでそろばんをはじいている。
この男、渋川春海。22歳。
武士ではないが"碁"をもって将軍様にお仕えしている。
絵馬には奉納者が編み出した"算術"の術式や難問、それに対する解答が書かれており、
"算術オタク"の春海は嬉々としてそれを解いていた。
「けっこうな問題を出すじゃないか」
どうしても解けない一問にあまりにも夢中になっていた春海は、御登城の時間が迫り慌てて神社を後にするが、大切な刀を置いてきてしまったことに気付く。
神社に戻った春海がそこで目にしたのは――『答 七分ノ三十寸 関』
――これが、春海が生涯追い続けることになる、同い年の"関孝和"との最初の出会いだった。
ものすごい才能を持っているのに、いつも自信無さげな春海。(天然?)
彼が密かに師と仰ぎながらも、物語後半まで名前しか登場しない、謎の数学者・関。
春海と同じ碁打ちの仲間で、17才の天才棋士・本因坊道策。
本当に魅力ある登場人物ばかり。
春海は事業を成すまでに何度も何度も挫折を味わう人ですが、そこから這い上がる様も見所かと。
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
海外にずっと住んでる弟に、日本人も頑張ってるよって忘れないでほしいから(ありあり)
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八重雲
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映画化も待ち遠しいです。
三題噺を申し上げます。
お題は「囲碁」に「算術」に「天文学」。
ここから「日本独自の暦の制定」と「800年ぶりに行われる改暦」のお話を作ることができる方などいますまい。想像すらできないことでしょう。
そのあたりを一編のストーリィに仕上げるのですから、冲方丁氏、素晴らしいです。
江戸の町の描写あり、江戸城内の描写あり。
「御前囲碁」の描写も魅力的です。
ラブもあるし、何にせよ「権力の手段としての『暦』」の「生き様」を生々しく味わう事ができます。
2010年の本屋大賞受賞作。
大変オススメです。
[商品紹介]
想いが日本を変えた!!江戸のプロジェクトX
熱い!でも爽やか!?そして面白い!!江戸時代、日本独自の暦を作る国家的プロジェクト「改暦」に生涯を賭けた男がいた!碁打ちにして数学者・渋川春海は時の老中、酒井雅楽頭にある役目を命ぜられ…。数学オタクの青春奮闘記に感動必至!!「2010年本屋大賞」堂々受賞です★