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[BOOKデータベースより]
統合失調症に関して定着した見解の基盤となっているエビデンスを批判的に検討しながら、統合失調症に関する研究と治療の最前線を解説。脳画像、遺伝子、環境リスク因子、早期介入、動物モデルと薬理モデル、認知療法、診断という、統合失調症の研究者や臨床家が取り組まざるをえない大きな問題のほとんどをとりあげた、研究と治療の最前線で何が行われているのかを理解するうえで好適な解説書。
第1部 脳イメージング―「百聞は一見にしかず」であるとは限らない
第2部 遺伝子研究は役に立つか?
第3部 疫学―本当の環境リスク因子は何か
第4部 前駆期と早期介入―それは宣伝文句以上のものか?
第5部 精神薬理学と心理学―二つの学問領域に接点はあるか?
第6部 認知機能障害―それは真実か?治療可能か?
第7部 統合失調症と双極性障害―似て非なるもの?