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- 脱ひきこもり
-
幼児期に種を蒔かないために
角川SSC新書 069
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2009年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784827550696
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[BOOKデータベースより]
30年以上にわたり子どもに絵を描かせて心理を探る仕事を続けてきた著者は、80年代中頃から子どもの描く絵が変わってきたことに危惧を覚えていた。妙に物分かりがよく、物静かな子どもたち。20数年後の彼らの姿が、ひきこもりの若者たちとぴたりと重なった。今やひきこもりの数は100万人以上、平均年齢も30歳を超えた。まさにひきこもりの生産工場となってしまった日本社会。その再生産を止める方法はある。ひきこもりをつくらないためにはどうすればいいのか。どうすればひきこもり生活から抜け出せるのか。その解決方法を提示した。
序章 「ひきこもり」の種は幼児期に蒔かれる(生きづらさを抱える若者たちとの出会い;ワルテッグ・テストとの出合い ほか)
[日販商品データベースより]第1章 子どもの絵から読み取る深層心理(七〇年代・描きまくる快感を味わう子どもたち;八〇年代・子どもの世界にも性のボーダーレスが忍び寄る ほか)
第2章 元ひきこもりの若者たちの証言(ひきこもりを支援する「ニュースタート」;和泉達生さん(三九歳)のケース ほか)
第3章 謎多き「ひきこもり」の正体と、「ひきこもり」をつくらないための予防策(自分そのものが空っぽである;「核になる自分」の基礎は六歳前後に形づくられる ほか)
100万人を超えた日本のひきこもり。もはや家族の問題ではない。子どもに絵を描かせ心理を探る仕事をしている著者が、引きこもりをつくらないためには、その生活から抜け出すには、の解決法を提示する。