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[BOOKデータベースより]
資本主義は今、格差を拡大しつつ地球を消費し尽くそうとしている。その制御がかなわなければ、私たちが近代以降なんとか確保しようとしてきた「人間的自由」は、息の根を止められかねない。近代哲学、とりわけヘーゲルは「自由の相互承認」という重要概念を示し、この問題を考える上でも欠かせない。こうした観点から、誤解にさらされてきた近代社会の本質を明らかにし、巨大な矛盾を生む現代資本主義をどう修正すべきか、その原理を探る。
第1章 哲学の基本方法
[日販商品データベースより]第2章 近代社会の基本理念
第3章 近代国家の本質
第4章 社会批判の根拠
第5章 人間的「自由」の本質
終章 希望の原理はあるか
資本主義は今、格差を拡大しつつ地球を消費しつくそうとしている。近代哲学の観点から、誤解にさらされてきた近代社会の本質を明らかにし、巨大な矛盾を生む現代資本主義をどう修正すべきか、その原理を探る。