取引制度から読みとく現代企業

有斐閣アルマ　

有斐閣
加護野忠男　角田隆太郎　山田幸三　上野恭裕　吉村典久　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2008年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784641123571

内容情報

[BOOKデータベースより]

さまざまな取引のルールの束＝取引制度に焦点を合わせて、現代企業の協働のシステムとしての事業システムを分析。取引費用の視点ではなく、取引制度の維持によって生み出される利益の重要性を考える。「人、モノ、金、情報（知識）」という４つの経営資源の取引に着目し、取引の場でどのような制度が生み出されてきたのかを解説。具体的な制度を叙述したケース・スタディと、理論分析を加えた章で構成。

取引制度の違いを理解する
１　財の取引（アパレル（衣料品）産業；自動車産業　ほか）
２　資本の取引（創業に当たって；「経営すごろく」の「あがり」としての「東証一部」上場　ほか）
３　労働の取引（日本の雇用形態の多様化の実態；人材派遣業の発展　ほか）
４　情報の取引（京都試作ネット；三和総合研究所　ほか）
取引制度はいかにして決まるか

[日販商品データベースより]

「人、モノ、金、情報」という経営資源の取引に焦点を当て、利益を「生み出す」場としての企業の取引に焦点を当てた経営学のテキスト。豊富な事例と理論的考察により、実際の企業活動をイメージしながら学べる１冊。