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- セブンーイレブンの正体
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2008年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784906605521
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- せみまる
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ちょっとくらい不便だっていいじゃないか
目次をみると、いかにも、というスキャンダラスな見出しが並んでいます。ところが、読んでみると淡々とした筆致で記述されていて、それ自体は好感が持てます。目次ももう少し冷静なものでよかったのではないでしょうか。
大量の食品の廃棄の原因となる特殊な会計制度、おでんが意外に手間がかかり利幅も薄いこと、配送や仕入先に対する苛烈な要請などが取材により明らかにされていきます。一方で同社で働く人々の労働条件も厳しいらしいことが記述されている。
思ったのは、これじゃ誰もハッピーになってないじゃないか、ということ。確かにコンビニは便利だし既にあって当たり前の社会になっているけれど、「お客様のために」がこれだけ人々に負荷を強いているのかと思うと、ちょっとくらい不便だっていいじゃないか、と思ったりします。
[BOOKデータベースより]
年間2兆4000億円を売り上げる世界最大のコンビニチェーン・セブン‐イレブン。その高収益の「裏側」はタブーで塗り固められ、大メディアで取り上げられることは決してない。消費者が知らない“流通の覇者”の実像に迫った。
1 “本部一人勝ち”の金儲けのカラクリ
2 加盟店からの不当ピンハネ疑惑
3 人気商品「おでん」の裏側
4 「オーナーを監視せよ」黒い社内体質
5 使い捨てられる取引業者たち
6 四六時中見張られる商品配送ドライバー
7 “鈴木敏文王国”に屈する大メディア
8 意見封じられる「24時間営業」問題