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- 反世界大戦ー覇龍の剣
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書下ろし架空戦記
Joy novels simulation
- 価格
- 943円(本体857円+税)
- 発行年月
- 2008年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784408605210
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【2019年03月発売】
[BOOKデータベースより]
1941年12月8日午前6時45分―「なんだ、あれは?」千葉県犬吠崎東方200海里の太平洋上で、索敵活動に従事していた1隻の哨戒艇の乗組員が、東の水平線上に、北から南に向かって流れる多数の黒煙を発見した。空は雲に覆われていたが、10分ほど前に水平線の向こうに昇った朝日の陽光が、透けて見えている。その白い光を背景に、たしかに何本もの黒煙が、風に乗って流れていた。哨戒艇に乗り込んでいた海軍の特務士官が、操舵室から顔を突き出して、目に双眼鏡を当てた。「うあっ!」若い特務士官は、双眼鏡のレンズ越しに見えた多数の艦影に、悲鳴のような甲高い声をあげた。複雑な形の艦橋を持つ艦影は、戦艦か巡洋艦のものだ。駆逐艦も混じっている。上部がたいらな大型艦の艦影も見えた。まちがいない、あれは空母だ。―日本海軍の艦隊か?―ちがう!特務士官は自問自答した。戦艦と巡洋艦の艦橋のシルエットが、日本海軍のものとは異なっていた。双眼鏡のなかに見えているのは、まぎれもなくアメリカ海軍の空母を主力とした機動部隊であった―。
[日販商品データベースより]ルーズベルトに代わり、大統領になったリンドバーグが、ドイツと手を組み世界制覇を目指す。日本は恐るべきその野望を打ち砕けるか。新たな視点から描く本格架空戦記第1巻。