開発と災害

中世都市研究　１４

新人物往来社 中経出版
五味文彦　小野正敏　落合義明　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2008年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784404035745

内容情報

[BOOKデータベースより]

文明と環境の関係が見直されるいま、中世における都市開発が環境に与えた影響、都市発展と災害との相互関係を文献史学・考古学の両面からとらえなおす。

第１部　環境と開発（中世武蔵国における宿の形成―入間川宿を中心に；落合報告へのコメント；中世北陸の港町と災害―砂に埋もれた町場と市庭；垣内報告へのコメント；『越後国郡絵図』に見る交通体系と「町」；福原報告へのコメント；中近世移行期における都市景観と地形―駿河国江尻・清水を事例として；山村報告へのコメント）
第２部　災害と飢饉（中世都市奈良と火災；佐藤報告へのコメント；鎌倉と災害；高橋報告へのコメント；応仁の乱への道―牢人・流人・足軽・飢餓；早島報告へのコメント）
第３部　全体討論「開発と災害」
第４部　都市・城館研究の最新情報（北海道・東北；関東；甲信；東海；北陸；近畿；中国；四国；九州；沖縄）

[日販商品データベースより]

火災、洪水、風害…。文明と環境の関係が見直される今、中世における都市開発が環境に与えた影響、都市の発展と災害との相互関係を、文献史学・考古学の両面から捉え直した意欲的研究。