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- いつか、虹の向こうへ
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- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2008年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043897018
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- sige
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ずんずん物語に引き込まれていく
読み初めの数ページから作品の世界にのめりこんだ。
元刑事の家に居候する者達の生い立ちが何とも悲しい。そして事件に巻き込まれてダメージを受けるのは何とも切ない。同居人のキャラが本当に“手を差し伸べて上げたい”という気になるキャラで、この作者の力量がすばらしいという事が分かる。
作中“虹売り”という童話が挿入されているが、この童話だけ単品で出しても素晴らしい出来だと思う。ちょっと暗い感じがするが、本当によくできていると思う。お勧め。
[BOOKデータベースより]
尾木遼平、46歳、元刑事。ある事件がきっかけで職も妻も失ってしまった彼は、売りに出している家で、3人の居候と奇妙な同居生活を送っている。そんな彼のところに、家出中の少女が新たな居候として転がり込んできた。彼女は、皆を和ます陽気さと厄介ごとを併せて持ち込んでくれたのだった…。優しくも悲しき負け犬たちが起こす、ひとつの奇蹟。第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞、W受賞作。
[日販商品データベースより]尾木遼平、46歳、元刑事。ある事件がきっかけで職も妻も失った彼は、売りに出している家で、3人の居候と奇妙な同居生活を送っている。そんな彼のところへ、家出中の少女・早希が新たな居候として転がり込んできた。彼女は、皆を和ませる陽気さと厄介な殺人事件を併せて持ち込んでくれたのだった……。優しくも悲しき負け犬たちが起こす、ひとつの奇蹟。第25回横溝正史ミステリ大賞& テレビ東京賞をW受賞した著者のデビュー作。