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- 工学部・水柿助教授の逡巡
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2007年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784344410398
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[BOOKデータベースより]
水柿君は、N大学工学部助教授のままミステリィ作家になった。なんとなく小説を書き始めたら、すぐに書き上がり、それをミステリィ好きの妻・須摩子さんに見せたが、評価は芳しくなかった。しかし出版社に送ってみたら、なんと本になって、その上、売れた!時間があれば小説を書き続け、幾星霜、いまではすっかり小説家らしくなったが…。
第1話 「まだ続くのか?」「命ある限り(高笑)」的な悪ふざけからいかにしてミステリィに手を染めたのか着メロを鳴らす
第2話 いよいよやってきた人生の転機を脳天気に乗り越えるやいなやラットのごとく駆けだしてだからそれは脱兎でしょうが
第3話 小説家として世界に羽ばたくといって本当に羽ばたいていたら変な人になってしまうこの不思議な業界の提供でお送りします
第4話 サインコサインタンジェントマッドサイエンティストサンタクロースコモエスタアカサカサントワマミー
第5話 たまには短いタイトルにしたいと昨夜から寝ないで考えているうちに面白い夢を見てしまった。ああ、そろそろ秋だなあ。そこで一句。短めにタイトルつけたら秋かもね。