[BOOKデータベースより]
部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は助けてくれた加奈子に恋をするようになったが…。現在と過去の物語が交錯し、少しずつ浮かび上がる加奈子の輪郭。探るほどに深くなる彼女の謎。そして用意された驚愕の結末とは。全選考委員が圧倒された第3回『このミス』大賞受賞作品。読む者の心を震わせる、暗き情念の問題作。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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sige
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全体が暗いトーン
“このミス大賞”受賞作品。読み終わって、読むんじゃなかった、と思った作品。
暴力、殺戮、リンチ、薬物、全編に漂う暗黒なムード。
“ノワール”というらしい。暗いムードにあふれた犯罪小説というらしい。
元刑事が行方不明になった娘を探すストーリーと中学生の少年がイジメにあう3年前の話が交互に語られ、2つのストーリーが微妙に関連づいてくるあたり、構成の旨さを感じる。行方不明になった娘の消息や原因が、3年前の中学生の少年とどのように結びつくのか期待しながら読める。
500ページがあっという間に終わる。
しかしがら、この手の小説はもう読みたくない。
リンチなどの場面はそれだけで心臓が破れそうになる。好みからすると★2くらいだが、旨いなと思うので★4つにした。
物語が進むにつれ明らかになるある女性の輪郭とは?全選考委員絶賛の「このミス大賞」受賞作!