四天王寺の鷹

謎の秦氏と物部氏を追って

河出書房新社
谷川健一　

• 価格: 2,860円（本体2,600円＋税）
• 発行年月: 2006年05月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784309224527

内容情報

[BOOKデータベースより]

四天王寺に秘められた物部氏と秦氏の謎を、綿密なフィールド調査と鋭い分析を駆使して追求する。谷川民俗学が到達した、渾身の書き下ろし巨編。

序章　物語の発端（白鷹の舞う空；四天王寺の三つの謎）
第１章　豊前の鷹（彦山・香春・宇佐；弥勒浄土　ほか）
第２章　良弁とは誰ぞ（諸国献上の鉱物；鷲にさらわれた子　ほか）
第３章　秦姓の舞（秦氏の活動；秦河勝の命運　ほか）
第４章　永奴婢の未裔（守屋の敗死後の四天王寺）
終章　聖霊会と公人長者

[日販商品データベースより]

聖徳太子が起請した四天王寺に、なぜ太子が蘇我氏とともに滅ぼした物部守屋が祀られているのか。四天王寺に秘められた物部氏と秦氏の謎を、綿密なフィールド調査と鋭い分析を駆使して追求する。谷川民俗学の集大成。