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- ヨーロッパ文化と〈日本〉
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モデルネの国際文化学
佐賀大学文化教育学部研究叢書 1
- 価格
- 3,630円(本体3,300円+税)
- 発行年月
- 2006年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784812206157
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[BOOKデータベースより]
本書は国際文化学の今日的課題について、モデルネを軸として「ヨーロッパ文化と“日本”」を論じることにより応答しようとする一つの試みである。身体系・芸術系・社会科学系・人文系のものが、ヨーロッパ諸国と“日本”(日本が植民地化した領域およびアメリカ占領下の沖縄をも含む)をフィールドに、生き、考え、創造し、喜び、嘆き、憤ったひとびとの姿を論じた。
第1部 モデルネの開花と展開―伝統/近代/反近代(初期バロック絵画の視の方法―カラヴァッジオと一六世紀ロンバルディアの美術理論および「観想」;機械に宿る理想―フランス世紀末の女アンドロイド;アイルランド独立蜂起にみるナショナリズムとテロリズム―パトリック・ピアスを死へと駆り立てたものは何であったか ほか)
[日販商品データベースより]第2部 隣接性のモデルネ―東西の境界を超えて(「新しい天地」を求めて―『アントニーとクレオパトラ』をジェンダーで読む;『大地の歌』から見た東洋―マーラーにおけるエキゾチズムと東洋思想;「近代の超克」と「東洋人の時代」―生田長江の「超近代」 ほか)
第3部 モデルネとナショナリズム(国民化のなかのジェンダー―日本・中等教育段階の国語科;現代インドネシアにみる「近代」の暗黒と日本;戦争・占領と文学―隠蔽と亡霊 ほか)
近代と反近代が同時に展開する時代を「モデルネ」として捉え、日本も含むこのモデルネの時代を、その起源・展開から多角的に問い直すことにより、閉塞した現代の状況の脱出の方向を探る。