- マネー・ボール
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ランダムハウス講談社文庫 L1ー1
Moneyball.武田ランダムハウスジャパン
マイケル・ルイス(ノンフィクション作家) 中山宥- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2006年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784270100288
[BOOKデータベースより]
メジャーリーグの球団アスレチックスの年俸トータルはヤンキースの3分の1でしかないのに、成績はほぼ同等。この不思議な現象はゼネラルマネージャーのビリー=ビーンの革命的な考え方のせいだ。その魅力的な考え方はなんにでも応用できる。マイケル・ルイスはこの本で、その考え方を、切れ味のいい文体で、伝記を書くように書いた。ここには選手たちがたどる数々の人生の感動と、人が生きていくための勇気が溢れている。
才能という名の呪い
メジャーリーガーはどこにいる
悟り
フィールド・オブ・ナンセンス
ジェレミー・ブラウン狂騒曲
不公平に打ち克つ科学
ジオンビーの穴
ゴロさばき機械
トレードのからくり
サブマリナー誕生
人をあやつる系
ひらめきを乗せた船
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ユーザーレビュー (6件、平均スコア:5)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
映画にもなった作品です。タイトルだけ見ると金満球団の物語にも聞こえますがその逆で、低予算の球団が今まで誰も目をつけていなかった指標で選手を評価し、勝利をつかむという物語です。その指標(セイバーメトリクス)の登場で現代の野球は大きく変わりました。野球ファンの方にはぜひ手に取っていただきたいと思います。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
野球をテーマにした本であって、野球がテーマの本でない。本書を手にとったのは実用書・スポーツの棚ではなく、ビジネス書の棚だった。世の中に常識とされているコト(指標)がそもそも正しいのか正しくないのか…前例は無意識のうちに正しいと思い込んでいないか…そういった気付きを与えてくれるものでした。また、純粋に野球本としても優れている作品でもあり、読後は野球の見方が変わること間違いなし!?感動と興奮を与えてくれる骨太な作品でした。
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HonyaClub.comアンケート
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「スポーツに関連するオススメ本」レビューコメント
2011年のブラッド・ピット主演の映画化で有名となった本作ですが、スポーツ関連の本として読んだ本の中では格段に面白い本でした。メジャーリーグのオークランド・アスレチックスの実在GMであるビリー・ビーンが貧乏球団をいかに強いチームにしていったかというドラマです。全球団が欲しがるようなスター選手を獲得する為には膨大なお金がかかる。そこで全く新しい独自の評価方法で、個性的な選手を獲得していきます。本の中に出てくる選手ももちろん実在選手なのでメジャーリーグ好きは思わずニヤリとしてしまうでしょう。(SAY/男性/30代)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
勇気づけられた。(おかわりくん)
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せみまる
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「畸人伝」のおもしろさ
「内容情報」にあるように、アスレチックスの年俸対勝ち数が異色であることは聞いたことがありますが、どうやら映画化されるらしいことを知り文庫ということもあって入手しました。
本書で描かれるアスレチックスのゼネラルマネージャーのビリー・ビーンが「1997年10月にGMに就任してから、2007年度シーズン終了時点までの10年間に積み上げた白星は、ヤンキースとレッドソックスに次ぐアメリカン・リーグ三位の901個。この間、チームをプレーオフに5回導いている」とのこと。
なぜそんなことが可能だったのか? 結論を言えば「セイバーメトリクス」という野球理論を導入したからです。平たく言えば、勝率を上げるための要素分析の結果、従来まで重要視されてこなかった要素を評価の基準にしたということ。一例を挙げれば、「出塁率」というものがそうです。
本書のおもしろさは、セイバーメトリクスの考え方を導入した弱小球団がいかに躍進したのかという面がもちろん大きいけれど、それ以上に、これまで主流だった野球に対するアプローチに捉われずに「我が道」を行く人々を描く「畸人伝」のおもしろさがあると思います。歯切れが良く読みやすい翻訳もリーダビリティの高さに貢献していると感じました。
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TAK
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映画も最高!
原作はまだ読んでいないのですが、昨日東京国際映画祭で映画を見てきました。
2時間強の長めの作品でしたが、プロ野球の選手発掘に統計理論を持ち込む、というちょっと難しい内容を、テンポよく描いていて飽きずに見られました。
原作も面白そうなので読んでみたいですね。
弱小チームを勝利への導いたのは、データ統計を活用した”マネー・ボール理論”。