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腎臓放浪記

臓器移植者からみた「いのち」のかたち
平凡社新書 300

平凡社
沢井繁男 

価格
770円(本体700円+税)
発行年月
2005年11月
判型
新書
ISBN
9784582853001

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内容情報
[BOOKデータベースより]

二十代、人工透析。三十代、腎臓移植。四十代、移植腎の不全・人工透析再開。五十代、腹膜透析。ルネサンス研究者である著者は、若くして腎臓を病み、以後肉体の理不尽に翻弄されつつ、いのちの“再生”を我がこととして、生きてきた。そこで直面した生と死、身と心のかたちとは?抽象的な「身体」でなく、生身の「肉体」を軸に、当事者の立場から“いのち”の倫理を考える。

第1章 腎臓移植を受けた者として(臓器移植体験者として;移植された臓器が死んだ日 ほか)
第2章 透析・移植医療あれこれ(摘出されなかった移植腎;体験者無視の不毛さ ほか)
第3章 「からだ」を見つめて(肉体の仮称性―身心と心身;毀形―「異状」という「生」 ほか)
第4章 他者からの視線(身障者の保険加入を拒む「病歴」;理不尽、その正逆 ほか)
第5章 「いのち」に向き合う(仏教者の視点;「こころ」と向き合う ほか)

[日販商品データベースより]

ルネサンス研究者である著者は、若くして腎臓を病み、肉体の理不尽に翻弄されつつ、いのちの「再生」を我がこととして生きてきた。生身の「肉体」を軸に、腎移植の当事者の立場から「いのち」の倫理を考える。



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