インターネットと〈世論〉形成

間メディア的言説の連鎖と抗争

東京電機大学出版局
遠藤薫　

• 価格: 3,850円（本体3,500円＋税）
• 発行年月: 2004年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784501620509

内容情報

[BOOKデータベースより]

電車男、佐世保事件、反日、Ｗｉｎｎｙなどビビッドな現象を生きた社会学が読み解く。２ちゃんねる管理人西村博之対談収録。

第１部　インターネット社会における“世論”の諸問題（インターネット社会における“世論”とは何か；コミュニケーション・メディアとしてのインターネット；インターネットと“公共圏”―象徴権力の正当性をめぐる闘争　ほか）
第２部　現場からの報告（日本のブログと“間主観性”について―イラク戦争をめぐるインターネット上の“世論”；佐世保事件におけるマスメディア報道とインターネット―間メディア性から立ち現れるマスメディア“世論”；マスメディアがブログと出会うとき―「ブログ＝ジャーナリズム論」をめぐって　ほか）
第３部　「２ちゃんねる」という問題（社会現象としての「２ちゃんねる」―社会学者と管理人の視点から（対談：遠藤薫（学習院大学教授）×西村博之（２ちゃんねる管理人）））
第４部　インターネットと“世論”、そして社会変動（現代社会とメディア問題―“世論”の背後にあるもの）

[日販商品データベースより]

「世論」形成の諸相を記述・分析・考察