魔女狩り

ヨーロッパ史入門　
Ｗｉｔｃｈｃｒａｆｔ　ａｎｄ　ｍａｇｉｃ　ｉｎ　ｓｉｘｔｅｅｎｔｈーａｎｄ　ｓｅｖｅｎｔｅｅｎｔｈーｃｅｎｔｕｒｙ　Ｅｕｒｏｐｅ．２ｎｄ　ｅｄ．

岩波書店
ジェフリ・スカール　ジョン・カロウ　小泉徹　

• 価格: 2,310円（本体2,100円＋税）
• 発行年月: 2004年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784000270915

内容情報

[BOOKデータベースより]

ヨーロッパの魔女狩りは、「暗黒」の中世ではなく、近代が胚胎しつつある一六、一七世紀に爆発的に起きた。この「狂乱」を成り立たせた原動力は何だったのか。迫害にはいかなる地域差があり、またどんな人が犠牲になったのか。進展著しい魔女研究を綜合し、魔女観の形成、社会統制、民衆文化、女性迫害などの多様な論点から、ヨーロッパ史の「闇」の本質に迫る。

第１章　魔術と魔法（魔術（ｗｉｔｃｈｃｒａｆｔ）と妖術（ｓｏｒｃｅｒｙ）；日常の魔術（ｌｏｗ　ｍａｇｉｃ）と高度な魔術（ｈｉｇｈ　ｍａｇｉｃ））
第２章　魔術、魔法、法（魔女論はどのように学問的に定型化されたか；魔女迫害―地域研究；魔女迫害―誰が犠牲になったのか）
第３章　魔女迫害の原動力（魔女狩りを説明する；魔女迫害の理論；魔女が実在するという信仰は本当にあったのか；魔女としての女性）
第４章　魔女裁判はなぜ終息したのか（変化する信念；結論）

[日販商品データベースより]

近世ヨーロッパに暴発した魔女狩り。その「狂乱」の原動力は何だったのか。誰が犠牲になったのか。進展著しい魔女研究を綜合し、魔女観の形成、社会統制、民衆文化、女性迫害などの多様な論点から問題の本質に迫る。