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[BOOKデータベースより]
2001年7月、小林勝作のラジオドラマ台本73冊を入手。戦時中の1936年から戦後の1955年の間に、日本放送協会からラジオで放送されたものであった。現在の話しことばを研究するとき、その歴史的背景となる前時代の話しことばの研究は不可欠である。本書では、序章で、資料の解説をし、台本の性質とその扱い方を説明している。本論は大きく1部と2部に分けている。1部は台本に使用されていることばの分析に基づいて、当時の言語状況を知ろうとしたものである。2部は、台本に描かれた内容の中からいくつかのテーマを立てて考察し、当時のラジオドラマの世界を知ろうとするものである。
序章 資料解説
第1章 戦時中の話しことばの概観―現代語と比較しながら
第2章 「天皇」に関する用語
第3章 人称詞の使われ方
第4章 戦時中ラジオドラマにみられる待遇表現
第5章 戦時期の外来語使用
第6章 ラジオドラマのなかの方言―「土」と「姫鱒」から
第7章 「戦争キーワード」から見る戦時中のラジオドラマ
第8章 台本の描く女性たち
第9章 ラジオドラマにえがかれる国際認識
第10章 軍隊賛美のレトリック