ノストラダムス

予言の真実
「知の再発見」双書　１１８
Ｎｏｓｔｒａｄａｍｕｓ．

創元社
エルヴェ・ドレヴィヨン　ピエール・ラグランジュ　後藤淳一　伊藤進（フランス文学）　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2004年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784422211787

内容情報

[BOOKデータベースより]

ブームとしてノストラダムスを読む時代は終わった。これからこそじっくりこの予言者＝詩人と向き合わなければならない。とりあえず本国フランスでブームが過ぎ去ったあとのノストラダムス解釈がどれほどのレベルに達しているかは、本書が明快な見取り図を提示しているといえよう。著者のひとり、パリ第一大学で教鞭をとるエルヴェ・ドレヴィヨンは、１７世紀フランスにおける占星術に関する研究で学位を取得した歴史学者である。その意味からも、信憑性の高いノストラダムス文献が乏しいわが国において、本書が信頼できるこのうえないノストラダムス入門書になることは疑いない。

第１章　祖国フランスの予言者
第２章　幻視者か、いかさま治療師か？
第３章　『詩百篇集』とその利用法
第４章　世界の予言者ノストラダムス
資料篇―医師にして詩人（人文主義者ノストラダムス；知識と実践；『化粧品とジャム論』；予言をむしばむ解釈という危険；日付のある予言）

[日販商品データベースより]

ブームとしてのノストラダムスを読む時代は終わった。「１９９９年七の月」に世界の終末を予言したといわれるノストラダムス。本書はその素顔と予言詩に込められたメッセージを探究する１冊。