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- 脳機能と栄養
-
幸書房
横越英彦
- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2004年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784782102428
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[BOOKデータベースより]
本書では、脳の受ける栄養制御について述べる前に、第2章では、脳の仕組みと神経細胞(ニューロン)について解説し、第3章では、脳機能を支えている栄養素について記述した。まず、脳を構成するにも、脳機能を維持・発達させるためにも、全ての栄養素が必要であることを再認識するためである。次いで、第4章では、脳機能を反映した幾つかの行動に対し、栄養がどのように関わっているかを取り上げた。そして、第5章では、最近、様々な角度から、脳機能に及ぼすことが明らかになりつつある食品成分について取り上げている。
第1章 緒論―食べ物と人間の行動(栄養学と脳との出会い(研究の歴史);脳科学から見た栄養学への現代的要請)
[日販商品データベースより]第2章 脳の仕組みと神経細胞(人間の体における脳の役割;神経組織と情報伝達 ほか)
第3章 脳機能を支える栄養素(炭水化物;脂質 ほか)
第4章 脳機能と栄養条件―脳と栄養の接点(食欲・摂食調節―タンパク質およびリジン欠乏の場合;血圧調節 ほか)
第5章 脳機能活性で注目される食品成分(ホスファチジルセリンと脳機能;DHAと脳機能 ほか)
誕生から死までの一生の期間、全ての人間の生活活動は脳によって支配されている。そして脳そのものの充実と機能化の構築に食べ物が大きく関係していることが解明されてきた。本書は脳の仕組みから脳を支える栄養素、脳機能の反映した行動と栄養との関わり、そして脳機能に影響を及ぼす食品成分について取り上げた。高ストレス社会、高齢化社会の中で、充実した人生を最後まで尊厳をもって全うするためには健全な脳機能を維持していくことは極めて重要である。本書は脳にとっての最適な栄養条件とは何かという事について随所にその方向性を示した最新の書である。