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- 男色の民俗学
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- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2003年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784826503839
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【2007年03月発売】
[BOOKデータベースより]
古来日本は男色が盛んな国であった。近代以前の僧侶・武士・芸能者という男色の三大勢力に、明治以降は学生が加わった。その系譜は今日のオウム真理教や自衛隊にまで脈々と連なっている。男色を通して見る日本精神史。未開拓な部分が多いわが国の男色研究史の中から、明治20年代〜昭和30年代の知られざる男色論・ユニークな男色論21編を紹介する。
解説篇 男色の沿革を略述し日本人の国民性に及ぶ
[日販商品データベースより]資料篇(男娼(一八九〇年)(独笑居士);男色に就て(一八九九年)(舟岡英之助);学生の暗面に蟠れる男色の一大悪風を痛罵す(一九〇九年)(河岡潮風);男子間相愛の風俗の沿革(一九一八年)(森徳太郎);同性愛の歴史観と其意義(抄)(一九二一年)(鷲尾浩);男色に関する史的及び文学的考証(一九二四年)(田中香涯);男倡を出現させた当代の好尚(一九二七年)(中山太郎) ほか)
未開拓な部分が多いわが国の男色研究史の中から、明治20年代〜昭和30年代の知られざる男色論21編を、全文新組み脚注付きで覆刻。男色を容認してきた日本の風土、文化と日本人の深層に迫る書。