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[BOOKデータベースより]
本書は「石油」という高価な宝を狙う国イギリスが、アメリカという共犯者の賛助を得て、胸の悪くなるような悪行と虚偽の限りを尽くした、イラクに対するあからさまな侵略の歴史である。
1章 なぜイラクを侵略するのか、それは石油が存在するからだ(イラクの「黒い宝」をめぐる醜悪な暗闘の歴史;アメリカ国民を強烈に洗脳する「キリスト教原理主義者」 ほか)
[日販商品データベースより]2章 日本民族が知らされないパレスチナ、その怨嗟の歴史(「岩のドーム訪問」に秘められたシャロンの意図;パレスチナが「ユダヤの故国」だという大欺瞞 ほか)
3章 全面戦争へのファイナル・カウントダウン、パレスチナ緊急報告(一方的な「イスラエル独立宣言」がもたらした災禍;少数派が占拠する「いびつな国家」の誕生 ほか)
4章 黒い貴族は少数エリートの暗黒支配社会を目指す(現代でも活溌に蠢いている「ブラック・ノビリティ」;「十字軍によるベネチア興隆」が黒い貴族の基盤となった ほか)
5章 はたしてユダヤとは何か、ユダヤ人とは誰か(キリスト教原理主義者が利用する「洗脳済みのアメリカ国民」;巧妙に隠蔽された「人口構成比」という根本問題 ほか)
コールマンの精緻調査と諜報情報が、燃え上がる中東情勢の核心をえぐる。「石油」という高価な宝を狙うイギリスが、アメリカという共犯者の賛助を得て、悪行と虚偽の限りを尽くした、イラクへの侵略の歴史の記録。