この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 樋口一葉の世界
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年03月発売】
- 田端文士村 改版
-
価格:985円(本体895円+税)
【2003年12月発売】
- 夏目漱石の手紙
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【1994年04月発売】
- 『智恵子抄』の世界
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2004年04月発売】
- 漱石の愛した絵はがき
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2016年09月発売】
[BOOKデータベースより]
本書は、自己危機・自己溶解というものが、どのような出来事として生起するのか、言い換えれば“わたし”という幻想が何によって支えられ、どのような糸に開かれ/閉ざされているのかを、現代文学というテクストに拠りながら解き明かそうと試みたものである。
視覚の揺らぎ―川端康成の“目”
[日販商品データベースより]淋しい身体、浮遊する台所―吉本ばなな「キッチン」論
ふと気づく“わたし”―吉本ばななの時間・身体・言葉
チーズ・ケーキのような“緑”の病い―村上春樹「ノルウェイの森」論
闇の中の白い鳥―山本昌代の家族小説
受苦と幻声―山本昌代の兆候感覚
匂いとしての“わたし”―尾崎翠の述語的世界
教室の中の“わたし”―臨床文学教育の試み
〈わたし〉という幻想は何によって支えられ、どのような系に開かれ/閉ざされているのか。川端康成、村上春樹、吉本ばなな、山本昌代、尾崎翠の作品を、臨床心理学や精神病理学などを援用し解読する新しい批評集。