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- プリズム
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- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2003年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488425029
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:4.7)
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「怖い本」レビューコメント
被害者の教え子、同僚、元恋人、不倫相手と視点が変わるたびに未知の被害者像が浮かび上がり、推理は構築と崩壊を繰り返す。タイトルが秀逸。(kai/女性/40代)
- 緋色
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推理→推理→推理→…
推理を立てては否定されまた推理が立てられる。
この結末だけはやめてくれ、と思っていたのが結末になっていて読み終わった後、やっぱりと思ったのと膨大な喪失感に襲われました。
それでも読んでよかったと思える作品でした。
この作品は毒入りチョコレート事件を踏襲下作品なのでそちらも同時に読んでも面白いと思います。
- sige
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作者にしてやられる
各章のタイトルどおりの堂々巡り。なかなか面白い構成だ。推理を打ち立てては崩すというこの作家のお得意技(らしい)の面白さ。この先どうなるのか?とどんどんのめりこんでいく。そして読み終わると唖然とする。作者にまんまとやられた感じ。作者はきっとほくそ笑んでいる。
[BOOKデータベースより]
小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。傍らには彼女の命を奪ったアンティーク時計が。事故の線も考えられたが、状況は殺人を物語っていた。ガラス切りを使って外された窓の鍵、睡眠薬が混入された箱詰めのチョコレート。彼女の同僚が容疑者として浮かび上がり、事件は容易に解決を迎えるかと思われたが…『慟哭』の作者が本格ミステリの極限に挑んだ衝撃の問題作。