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- アパシー・シンドローム
-
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2002年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006000950
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[BOOKデータベースより]
一九七〇年前後、「退却」「逃避」と表現できる無気力な現象が大学生に現れはじめた。著者は、従来の精神病理学では解きがたい現象を考察しながら、自立への不安をもつ当時の青年像を浮かび上がらせた。豊かさと高学歴がもたらす新しい症候を論じた本書は、その後の「ひきこもり」論に多くの示唆をあたえた先駆的著作である。
第1部 青年の自立と個性化をめぐって
アイデンティティと現代
現代病としての境界例
大学生と対人恐怖症
人みしり―正視(視線)恐怖症の臨床
大学生の精神衛生のために
キャンパスの精神病とノイローゼ
青年の自殺
現代の神経症―とくに神経症性アパシー(仮称)について
退却神経症withdrawal neurosisという新カテゴリーの提唱
アパシー・シンドロームapathy syndromeをめぐって
アパシーの病前性格
境界例の概念をめぐって―スプリットという防御機制についての一考案
無気力からの復路のために