野口体操感覚こそ力

春秋社（千代田区）
羽鳥操　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2002年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784393312681

内容情報

[BOOKデータベースより]

敗戦の年、呆然と立ちつくした焼け跡で、大地と自分とが地球生命であることの実感を得た野口三千三（一九一四〜一九九八）によって創始された「野口体操」は、質的価値観に根ざしたからだ内部への細やかな探究を志向する。からだの力を抜き、重さに任せることによって得られる、ゆらゆらとゆれる気持ちのよい動きを基本とするこの体操は、量的価値観による筋力増強を主目的とする従来の体操観を根底から覆す。その身体的思考に基づく独創的な自然・人間観、運動・感覚・言葉論は、幅広い層からの共感を得ている。

体操とは祈り―装身具
自分のからだに貞く
感覚こそ力―モビールとバランプレー
神事としての独楽遊び―独楽
イメージにゆだねる
自然直伝―自然・人間・道具
伝わりのいいからだ―鞭のリズム
柔らかさとは変化の可能性の豊かさ
実感ということ
快感こそ力〔ほか〕

[日販商品データベースより]

６０兆の細胞をときほぐし、まっさらな感覚を甦らせよう。野口三千三によって創始された、従来の体操観を根底から覆す体操「野口体操」を紹介し、幅広い層からの共感を得た名著の新版。