出雲国風土記と古代遺跡

日本史リブレット　１３

山川出版社（千代田区）
勝部昭　

• 価格: 880円（本体800円＋税）
• 発行年月: 2002年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784634541306

内容情報

[BOOKデータベースより]

出雲は、ラフカディオ・ハーン（小泉八雲）が「神々の首都」といい、大国主命などが活躍する神話の舞台として知られている。しかし、その実態は長い間、謎のベールにつつまれていた。本書では、『出雲国風土記』などの文献史料を手がかりとしつつ、わが国最多の青銅器が出土した荒神谷・加茂岩倉両遺跡、巨大神殿跡がみつかった出雲大社境内遺跡など、近年の相次ぐ考古学上の大発見などから、新しい古代出雲像を探ってみる。

唯一完本として伝わる『出雲国風土記』
１　くにびき神話と出雲国の成り立ち
２　雲太といわれた出雲大社
３　山陰道の要衝・出雲国府
４　仏教の広まりと風土記時代の人々の営み
５　共生の北つ海ネットワーク
古代出雲の調査

[日販商品データベースより]

「出雲国風土記」などの文献史料をも手がかりとしつつ、わが国最多の青銅器が出土した荒神谷・加茂岩倉両遺跡や、出雲大社境内遺跡など、近年の相次ぐ考古学上の大発見などから、新しい古代出雲像を探る。