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- 謎解きが終ったら
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法月綸太郎ミステリー論集
講談社文庫 の7ー7
- 価格
- 692円(本体629円+税)
- 発行年月
- 2002年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062733687
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[BOOKデータベースより]
名探偵・法月綸太郎の生みの親の著者が挑んだ、初めてのミステリー評論集。実作者としての経験と豊富な知識に裏打ちされて、中上健次からジェイムズ・エルロイまでを自在に論じた本書は、ミステリーの枠を超えた優れた文芸評論になっている。親本刊行後に発表された五編も収録した、ファン必携の「増補版」。
1 安全ネットを突き破って(誰が浜村龍造を殺そうとかまうものか―中上健次論;フーダニット・サバイバル194Xあるいは、フーダニット・リバイバル1994―野崎六助『夕焼け探偵帖』;フェアプレイの陥穽―坂口安吾『不連続殺人事件』)
2 楽園のこちら側―国内編(天然カー―倉知淳『過ぎ行く風はみどり色』;ネバー・セイ、ネバー・アゲイン―東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』;復活への、俺の予約を取り消してくれ―山口雅也『生ける屍の死』;座敷童子のいる「館」―綾辻行人『黒猫館の殺人』;現代ミステリーの枠を集めたこのシリーズが、本格ビッグバンのはじまりだった―山田正紀『女囮捜査官(1)触覚』;ぐりーん・れくいえむ―竹本健治『緑衣の牙』;謎解きが終ったら―連城三紀彦『変調二人羽織』;奥泉光について私が知っているニ、三の事柄―奥泉光『葦と百合』『「我輩は猫である」殺人事件』『グランド・ミステリー』));3 イエスタデイ&トゥデイ海外編(「贋作ホームズ百周年」を祝う―ジューン・トムスン『シャーロック・ホームズの秘密ファイル』
植民地は女である―ジャネット・ドーソン『古狐が死ぬまで』
デクスターを擁護する―コリン・デクスター『オックスフォード運河の殺人』
セイヤーズを解剖する―ドロシー・L.セイヤーズ『死体をどうぞ』
ニコラス・ブレイクを読む若い人たちのために―ニコラス・ブレイク『殺しにいたるメモ』
エルロイを漂白する―ジェイムズ・エルロイ『ビッグ・ノーウェア』
驚きと感謝をこめて―瀬戸川猛資『夜明けの睡魔』)