日本の博物館史

慶友社
金山喜昭　

• 価格: 16,500円（本体15,000円＋税）
• 発行年月: 2001年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784874490365

内容情報

[BOOKデータベースより]

「第五十回読売教育賞優秀賞」を受賞した著者が、博物館史をふまえたこれからの博物館活動の実践例など、新たな視点で体系化した画期的労作。日本の博物館の歴史を体系化し、現場に携わる側から、現代の博物館を再検討、これからの博物館の可能性を展望する。

第１部　日本の博物館史（近代以前における博物館思想の萌芽；「官」による博物館の形成；博物館政策の地方への波及；「民」の発想による博物館づくり；戦後の地域博物館史）
第２部　千野県野田地方の社会教育史と地域博物館づくり（戦前の社会教育の基盤；戦後の住民による文化運動と地域博物館づくり）
第３部　現代地域博物館論（地方分権社会における地域博物館の現状と課題；「まちづくり」と市民意識の形成に関する地域博物館の可能性；資料調査研究論；ソーシャル・マーケティング理論による地域博物館の戦略）

[日販商品データベースより]

国主導によって発展したわが国の博物館について、官と民、中央と地方が織りなす博物館の形成過程を検討し、「日本の博物館とは何か」を解明、更にこれからの博物館の可能性を展望する。