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[BOOKデータベースより]
徳川4代将軍家綱期の老中・大老。「下馬将軍」と称され、権勢をふるった専制政治家と評されるが、意外にもその素顔は、小柄で端正な顔立ちのよく笑う人物で、芸能を好み、また大変な早口で有名であったという。譜代の名門、酒井雅楽頭家に生まれ、政治的資質にも恵まれながら、なぜ後世に悪者として描かれたのか。その生涯と時代に迫る初の伝記。
第1 生い立ちと酒井家(誕生と酒井家の先祖;祖父酒井忠世 ほか)
[日販商品データベースより]第2 老中時代(幼少将軍家綱政権の発足;忠清の上洛と雅楽頭叙任 ほか)
第3 大老時代(大老職への就任;伊達騒動 ほか)
第4 忠清の失脚とその死(夢想の加増二万石;家綱の死 ほか)
徳川四代将軍家綱期の老中・大老。専制政治家とされ、「下馬将軍」と称された。悪者という後世の評価とは異なる、その生涯と時代を描く。