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[BOOKデータベースより]
ロールズはどこにたどり着いたのか?現代政治哲学の復興者ロールズの“正義論”の全貌を解読した力作に『正義の理論』改訂版と最新の著作『諸国民の法』を論じた付章を増補。最新作までを網羅した本邦初の本格的研究。
第1章 ロールズ革命―何が新しいのか?
第2章 『正義の理論』から『政治的リベラリズム』へ―ロールズは転向したのか?
第3章 ロールズ政治哲学の基本構造―何が、どうカント的なのか?
第4章 ロールズとの対話―何が問題とされたのか?
終章 ロールズ正義論の行方
付章1 『正義の理論』改訂版(一九九九年)―回顧的ロールズ論
付章2 『諸国民の法―「公共的理性の観念・再考」とともに』(一九九九年)―R・ローティへの急接近