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[BOOKデータベースより]
友の晩年に想いをはせる。土手の雑草に心を寄せる。本や映画に男と女のままならぬ人生をかいま見る。自らの意志で死を選ぶ「ハムレット法案」の成立を大胆に夢想する…。歳をかさね、病いの待ちぶせにあって、はじめて思い至った日々に宿る「幸福の感覚」。いかにして生き、いかにして人間らしい死を迎えるか…。寝たきりのバアサマと座ったきりのジイサマを介護した日々から二十年。児童文学者がつづる、ユーモラスにして味わい深いエッセイ。
煙が目にしみる
西大寺N眼科のことなど
歯が痛い!
調子はずれのレクイエム
老熟ハムレット法案
土手のサラダ菜
いろは歌留多
夢日記
幸福の感覚
秋の午餐、あるいは怯懦の日々〔ほか〕