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- 古事記の文字法
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笠間書院
西条勉
- 価格
- 9,680円(本体8,800円+税)
- 発行年月
- 1998年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784305701756
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[BOOKデータベースより]
古事記が生み出された時代、和語を漢字で表記することは、まだ自明の行為ではなかった。古事記のテクストは、「和語を―漢字で―書く」という創造性をはらんだ混沌のなかで成立した。著者はこの根源的な出来事に正面から挑み、本文の表記史的位相・用字法・構文法の問題など、重層的な視点から古事記の文字法を解析し、『書くことの文学』が誕生する現場に迫る。
第1章 古事記は、だれが書いたか
第2章 阿礼誦習本の系統
第3章 記定・誦習・撰録
第4章 偽書説後の上表文
第5章 本文と訓注
第6章 本文と訓注・続
第7章 和語表現としての助字法
第8章 「以」と「而」の書き分け
第9章 「〜(之)時」の構文と、その文体的位相
第10章 「於〜」の構文と、その表記史的位相
第11章 文字構文の方法
第12章 書かれた世界の由来について