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[BOOKデータベースより]
村上春樹、井上ひさし、丸谷才一、村上龍、大江健三郎、中上健次などの代表作に説話論的な還元を施しつつ、本書自らが限りなく「小説的」たらんとする画期的な長篇評論。
世紀末的な恍惚に導かれて
権力が委譲されるとき
推理と冒険
同じであることの誘惑
双生児の誕生
類似の裏切り
創造主と被造物
試練と神託
過失と告白
完璧な捨子を求めて
継承と反復
小説の無根拠な生成
分身と激励
神話的三角形の世界
王者の孤独
起源なき生誕
装置と形式
長篇小説の新たな定義に向けて
もう一つの風俗小説論
中継点としての長篇小説