- 花のあと
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- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 1989年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167192235
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
江戸時代も今も変わらない、女性の心境が絶妙に描かれていて、共感しました。(とみー/女性/20代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
女性剣士が一度だけ手合わせした若武者の非業の死を知り、許婚とともにその理由を探っていくというものです。映画化されてご存知の方も多いと思いますが、これは、非常に名作だと思います。大きな華やかな盛り上がりなどはありませんが、芯の強い女性の美しさ、それを見守る器の大きい許婚(大飯ぐらいの昼行灯かと思いきや、人脈・知略に優れたすごい大物なんですよ!見た目がアレだけれど、男はやっぱりこれくらいデカくなきゃね!と惚れてしまいます)など、登場人物を丁寧に描く藤沢さんの手法に、人って捨てたものじゃないなととてもすがすがしい読後感が味わえます。
[BOOKデータベースより]
娘ざかりを剣の道に生きたある武家の娘。色白で細面、けして醜女ではないのだが父に似て口がいささか大きすぎる。そんな以登女にもほのかに想いをよせる男がいた。部屋住みながら道場随一の遣い手江口孫四郎である。老女の昔語りとして端正にえがかれる異色の表題武家物語のほか、この作家円熟期の秀作7篇。
[日販商品データベースより]娘盛りを剣の道に生きたお以登にも、ひそかに想う相手がいた。手合せしてあえなく打ち負かされた孫四郎という部屋住みの剣士である。表題作のほか時代小説の佳品を精選。(桶谷秀昭)