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- 太陽黒点が語る文明史
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「小氷河期」と近代の成立
中公新書 845
中央公論新社
桜井邦朋
- 価格
- 556円(本体505円+税)
- 発行年月
- 1987年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121008459
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[BOOKデータベースより]
太陽表面から黒点が消え去った。17〜18世紀のことである。地上では経済活動が停滞し、ペストが猖獗をきわめた後、宗教改革が起こり、ルネサンスが始まり、科学革命が進んでいた。両者に関連はないだろうか?この時期の地球が「小氷河期」にあったことに着目した筆者は古記録、絵画などを渉猟し、古代の観察記録から最新の宇宙物理学の成果までを総合して、太陽活動が気候大変動を介して「近代」文明をもたらしたことを解明する。
1 「小氷河期」の起源と発達
2 太陽の無黒点期と「マウンダー極小期」
3 太陽活動と近代文明
4 科学革命の時代(デカルトとパスカル;ガリレオの『太陽黒点論』;ニュートンとペスト)
5 歴史時代の太陽活動
6 太陽と気候
7 太陽は変わる
8 「小氷河期」と「核の冬」
9 太陽の未来