[日販商品データベースより]
仲間たちが冬に備えて食べ物を貯えているのに、フレデリックだけは何もせず、ぼんやりしていました。やがて寒い冬が来て…
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 河合さんの影響で絵本を読むようになり。レオ・レオニーの本は全体的に好き、人の本質を浮き彫りにする著者
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【癒しの1冊】 小さいころから、繰り返し繰り返し読んでいます。人にやさしくなれる本。色づかいも素敵で癒されます。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 子どもの頃、他の人たちと考え方が違うことに悩んだ経験がありますか?僕はそうだった。でも社会に出るとそれがものすごくプラスになる(うまくいけば)。フレデリックは、「アリとキリギリス」のお話しが大嫌いだった僕が出会った、愛すべき仲間。子ども達の心の隅にフレデリックがいれば、いつかきっと救いになるときが来ることでしょう。この本が好き!という人は変わり者が多いのですが、変わってるって素晴らしいことですよ。変わり者バンザイ!
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
娘の6歳の誕生日に贈った絵本。今は、まだわからないかもしれないけれど、大人になって読み返したときに特別な本になればいいな。
小さな野ねずみたちが、とうもろこしや木の実、小麦やわらをせっせと集めて運んでいる。みんな昼も夜もはたらいている。彼らの住んでいる家は牧場に沿った石垣の中。豊かだったその場所は、お百姓さんが引っ越してしまったので、納屋はかたむき、サイロはからっぽ。おまけに冬が近い。食べ物を蓄えなくてはならないのです。ところが、フレデリックだけは別。ひとりでじっとしています。「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」じっとして陽に当たり、牧場を見つめ、ほとんど半分寝ているみたい。だけど、彼のこたえはこう。「こう見えたって、はたらいてるよ。」寒くて暗い冬のために光をあつめ、色をあつめ、言葉をあつめているのだと言う。一体どういうことなのでしょう。やがて冬がやってきて、楽しく過ごしていたのもつかの間、食べるものが尽き、からだは凍え、おしゃべりをする気にもならなくなった。その時、立ち上がったのはフレデリック。彼はみんなの前に立ち、口をひらき、話しだしたのは……。レオ・レオ二の描く絵本の世界の住人たち、その多くは小さく愛らしいものたち。この名作『フレデリック』もそう。愛嬌だって抜群です。だけど立ち向かっている問題はいつも骨太、なかなか考えさせられるのです。仲間たちで生きていこうとする時、目の前に立ちはだかった問題をどう解決していくのか。答えは一つのようで、一つではなく。思いもよらない方法があることを否定することなく。そこにこそ、芸術の可能性が秘められているのかもしれなくて……。もちろん、そんな堅苦しいことを言わなくても。「これは まほうかな?」日本では谷川俊太郎さんの翻訳により、子どもたちが存分にその素晴らしい世界を味わえるようになっています。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
主人が大好きな絵本で娘に買ってきてくれたもの。
初めて読んだ時もなんだか詩的でレオ・レオニらしく芸術性にあふれた絵本だと思いました(実際、主人公のフレデリックは芸術肌の詩人なのです)。でも何度も何度も読んでいくと、色々な解釈がでてくるのです。絵本の奥深さを初めて知りました。
サブタイトルが、ーちょっとかわったのねずみのはなしーとあります。 人と違う考え方をしたり、人と違う視点で物を考えたり、一見すると悪い事に思えてしまうようなことも、自分を信じてそれをまっとうする。それで良いんだ。ってフレデリックは教えてくれる。それが自分でも、他人でも。
芸術家になろうと思ったり、今は偉人だと言われる人や、例えばエジソンだって、その時は出る杭は打たれるような扱いで、「あの人は変わってる」ってきっと言われていたはず。でも人と違う事を考えたり、違う視点で物を考える事を誰もしなくなってしまったら、なんてつまらない世の中になってしまうのだろう・・この絵本に出会って初めて気づきました。
みなさんの傍らにいるお子さんを見てください。 可能性にあふれ、柔軟で、純粋で・・・ 自分の子供がちょっと変わった考え方をする、と思ったり、子供から、あの子は変わってるんだよ。って聞いたりしたら、「フレデリック」を読んであげてほしい。『大丈夫。あなたはあなたでそれで良いんだよ』って教えてあげてほしいし、『あなたと違う考えをするからって、その子を排除しないで、そんな考えをする子もいるんだよ』って、教えてあげてほしい。
大人が言葉で説明するよりも簡単にそんな事を教えてくれるレオニ・マジックを是非一度! (ソレイユさん 30代・東京都 女の子2歳)
【情報提供・絵本ナビ】