重要お取り扱い商材の変更について

本屋大賞
メディア化情報

本屋大賞

メディア化情報

オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実

創作の現場

今月の作品

永遠をさがしに
原田マハ 著
購入はこちら

関連商品

ランウェイ・ビート
おしゃれな転校生ビートは、イジメられっ子犬田のファッションを大改造して一躍クラスの人気者に。「誰にでもポテンシャルはある!」ビートの魔法の言葉に勇気づけられ、ファッションに興味のなかった仲間たちが前代未聞の現役高校生ファッションブランドを立ち上げる。彼らはファッション業界に革命を巻き起こせるのか?
購入はこちら
まぐだら屋のマリア
料理人になる夢が破れた紫紋は、小さな村の定食屋「まぐだら屋」に流れ着いた。左手の薬指がない、マリアと呼ばれる女性に出会い、謎めいた彼女に惹かれていく…。生き直す勇気を得る、衝撃の感涙長編。
購入はこちら

2012年 1月
原田マハMaha Harada

原田マハさんが暮らすのは、武蔵野の面影が残る緑豊かな住宅街。マンションでありながら離れ≠ェついており、その一室を書斎としている。「一旦外に出ることで気分が変わるし、日常と遮断されるので集中できます」。

机の前面にある窓からは、友人の造園師に設計してもらったという坪庭が、その奥には敷地に植えられた桜の大木が望める。「鳥が遊びに来たり、疲れたなと思ったら風景を眺めたり」。居乍らにして四季折々の自然が楽しめる、なんとも贅沢な空間だ。

『永遠をさがしに』は、世界的指揮者を父に持つ16歳の高校生・和音の物語。チェリストであった母が家を離れてしまい、自らもチェロから遠ざかっていた和音が、豪快な新しい母$^弓と出会い、友人たちに触発されながら再び音楽と向き合っていく。「楽器や聴衆、家族や守ってくれている人との、音楽を通した心の響き合いを描きたかったんです」。全編を包み込む豊かな音色に彩られ、悲しみを乗り越える姿にこそ勇気付けられる。温かなエールに満ちた青春小説だ。

創作の現場

硝子扉を通して見えるのが母屋のリビング。部屋に合わせてデザインしてもらった机と本棚はマホガニー製だ。「家中で一番高価なものなので、火事になったら一番に持ち出さないと(笑)」。周辺に学校が多いこともあって、「登下校時や子どもが遊んでいる時間は食事や昼寝をしたり、ウォーキングに行ったりしています。仕事をするのは午前中と夕方4時頃から7時頃まで」。「物書きをやっていると、自分の環境を整えるのは大事なこと」という原田さん。さらなる理想の仕事場作りを計画中だ。

(日販発行:月刊「新刊展望」2012年1月号より)

今月の作品

永遠をさがしに
世界的な指揮者の父が海外赴任となり、ひとり日本に残った女子高生、和音。そこへ突然新しい母がやってきた。型破りの彼女には秘めた過去があり…。母と娘の愛情、音楽、友情、初恋。そして家族の再生物語。
購入はこちら

プロフィール

原田マハ
原田マハ
1962年東京生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史科卒。伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、2002年独立後、フリーランスのキュレーターとして活躍。05年、『カフーを待ちわびて』で第一回「日本ラブストーリー大賞」受賞。他の著書に『キネマの神様』『翼をください』『インディペンデンス・デイ』などがある。
正面に飾られた二枚は、ペンネームの由来でもあるゴヤの「裸のマハ」と「着衣のマハ」。南部鉄器の筆入れや神戸から取り寄せている筆記具、鳥グッズのコレクションなどお気に入りの物に囲まれて。

新刊展望のご案内

新刊展望 1月号
新刊展望 1月号
今月の主な内容
【懐想】三浦朱門「老年こそ麗しい」
【特集】辞書を読む、言葉を楽しむ 三浦しをん
詳細はこちら

オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実