- 週刊 東洋経済 2023年 9/9号
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週刊 東洋経済新報社
- 価格
- 850円(本体773円+税)
- 発売日
- 2023年09月04日
- 判型
- A4変
- JAN
- 4910201320936
- 雑誌コード
- 20132-09/09
内容説明
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌
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【2024年03月27日発売】
文系エリートの頂点である法曹三者。その憧れの職業が、かつてないほどに揺らいでいます。司法試験は受験者数が年を追うごとに減少し、今や2人に1人が合格する試験となっています。弁護士は「食えない」「ゆくゆくはAI(人工知能)に代替される」と敬遠され、激務や劣悪な職場環境、低賃金が嫌気され若手裁判官の退官も相次いでいます。検察では冤罪が続出。企業人を起訴・長期勾留した揚げ句に無罪判決が相次ぐ失態を繰り返しています。弁護士、裁判官、検察官――、司法インフラの瓦解の足音を追いました。
【第1特集】
揺らぐ文系エリート
弁護士・裁判官・検察官
Part1
弁護士 「食える」「食えない」で二極化
法務省がガイドラインを公表 「非弁行為」がクリアに 弁護士のAI利用が加速
2人に1人が合格 司法試験 受験者数が激減 岐路に立つロースクール
研究者志望や元エンジニアから転身 活躍する理系弁護士
[弁護士覆面座談会]食えないなんてウソ! 出世する人はコミュ力高い
[有力弁護士インタビュー]「弁護士にいわゆる出世はない」 中島 茂/「弁護士の収入は質と価値の掛け算」 牛島 信
AIは弁護士業務をどう変えるか 専門職としての判断が重要 使いこなせば有力なツールに
<出世とお金 弁護士編> 食える? 食えない? 富む者はますます富む
Part2
裁判官 不人気感が強まる職場
忙しい職場がさらに忙しく 裁判官の採用難 大手事務所と争奪
「ヒラメ裁判官」はなぜ生まれるのか 裁判官は法服を着た官僚集団
<出世とお金 裁判官編> エリートは「局付」 若手の収入は見劣り
Part3
検察官 見込み捜査で経済を阻害
自白するまで長期勾留 ストーリー優先で証拠集め 繰り返される冤罪
大川原化工機事件 公安のでっち上げを起訴した東京地検のずさん
プレサンスコーポレーション事件 誤った見立てで捜査を強行 供述をねじ曲げ、捏造
「市場の番人」の看板が泣く 調査能力が不足 監視委・検察の黒星
・モルフォ・SMBC日興証券・ナイス
<出世とお金 検察官編> 検事正は早期退職し 高給取りの公証人に
【第2特集】
「新移民」のお目当ては不動産と教育
中国富裕層(ニューリッチ) 日本に大脱出
東京湾岸タワマンを中国パワーが席巻 中国「新移民」に豊洲が大人気
【ニュース最前線】
「原発処理水」の海洋放出 中国の禁輸で漁業が窮地に