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[BOOKデータベースより]
「文学作品の入る余地はない」はずが、「羅生門」を掲載した教科書が検定を通過、採択率トップとなった高等学校の新科目「現代の国語」。本書は、その成立過程の検証から混乱の原因を明らかにするとともに、過去の類似科目の調査研究を通して、戦後「新教育」以来、教育現場が同様の指導方針を受け入れ難いとしてきた背景を分析、授業実施案を含めた解決策を提示する。長年にわたって高校国語の授業実践と研究に携わってきた著者による、価値ある国語教育の実現を目指すための一冊。
第1章 「現代の国語」教科書に小説を載せてはいけないのか(小説を収録した教科書が検定に合格;「現代の国語」ができるまで)
第2章 「現代の国語」の先輩たち(戦後「新教育」が伝えること;「国語表現」と「現代語」が伝えること)
第3章 「現代の国語」の課題と可能性(「現代の国語」はなぜ嫌われるのか;「現代の国語」の可能性)
──新科目「現代の国語」を、実り豊かなものにするために。
戦後以来の課題、「話すこと・聞くこと」「書くこと」指導は、なぜ高等学校国語科で充実せず、その克服のためには何が必要なのか。本書は、過去の国語科目の歴史研究と実態調査を通して、戦後の「新教育」以来、高等学校の国語教育が抱える課題を分析し、授業実施案を含めた解決策を提示する。高校新科目「現代の国語」の意義を明らかにし、実践の形を探る一冊。
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