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[BOOKデータベースより]
“上代の人々が書いたことば”と“私たちがよめたもの”の峻別が曖昧となっている現状を見つめ直し、表記研究の新たな方法論を提示する。
序章
第1章 表記論における諸問題
第2章 漢字の「表意」と「表語」
第3章 「歌」表記論の構想
第4章 上代「漢語」研究の構想
第5章 「歌」との対比で見る上代「散文」表記論の構想
補章 〓田賢〓・乾善彦編『万葉仮名と平仮名 その連続・不連続』を読む
終章
表記論はいかに可能か、そこから何を知ることができるか。
上代の人々が書いたことば≠ニ私たちがよめたもの≠フ峻別が曖昧となっている現状を見つめ直し、表記研究の新たな方法論を提示する。
・「表記体」という用語定義の再検討。
・漢字とはどういう文字で、表語、表意という位置づけはどのような場合に、どう有効なのか。
・万葉集を対象に「歌」の表記論を構想。
・「漢語」を上代の文体論、表記論にどう措定するか。
・「歌」表記と「散文」表記の位置づけと機能を検証し、文章と表記、そして文体について考える。
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