[BOOKデータベースより]
雑誌や書籍への目配り、人への好奇心が一体となった論考は、モダニズムの水脈をたどり、研究の可能性を押し広げて、今なお文学研究の最前線に位置する。
第1章 伝記・書誌的研究からの始まり(詩人伊藤整;我といふ人の心―『伝記伊藤整』を書き終えて ほか)
第2章 拡張する放物線(麻布飯倉片町;『文芸レビュー』創刊前後 ほか)
第3章 点と線をつなぐ(川端康成『小説の研究』の代作者;ジョイスと芥川龍之介―ジョイス受容史の点と線(1) ほか)
第4章 文学の内包と外延(回覧雑誌『夕づゝ』の出現―百年前の一高の文学青年たち;異端の弟子―夏目漱石と中村古峡(上) ほか)
「言葉に覆い隠されたもの、遮蔽され見えなくなった人物や出来事、そして人々が背負って生きた時間に、曾根のまなざしは向けられた」……紅野謙介
雑誌や書籍への目配り、人への好奇心が一体となった論考は、モダニズムの水脈をたどり、研究の可能性を押し広げて、今なお文学研究の最前線に位置する。
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