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- 東アジアに共有される文学世界
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東アジアの文学圏
東アジア文化講座 3
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784909658463
[BOOKデータベースより]
序 東アジアの文学圏
第1部 東アジアの学芸(儒教の世界―近世日本の場面から;東アジアの注釈学―宋・遼・高麗・日本をつなぐ“注釈の知” ほか)
第2部 東アジアの宗教と文学(仏伝の変成―浄飯王の物語;法華経の文学的な営み―『本朝法華験記』を事例として ほか)
第3部 東アジアの侵略と文学(モンゴルの侵略とその言説―『越甸幽霊集録』を読む;倭寇と文学―中国明清文献にみる秀吉像を中心に ほか)
第4部 東アジアの歴史と文学(琉球の歴史叙述と説話;朝鮮の野談と歴史書―戦乱ものを中心に ほか)
第5部 東アジアの文芸世界(才子佳人の世界;かなとハングル、王朝と女性文学 ほか)
前近代の東アジアの交流を学び、今に活かす!
東アジアの文化と文学の交流を学ぶシリーズ、東アジア文化講座第3巻。
中国からひろまった漢字漢文にもとづく思想や文化は、日本だけでなく、各地域でどのように展開し、継承と反発をくり返し、独自のものに再創造されたのか。
中国、朝鮮半島、日本、琉球、ベトナムなど、これらの交流圏にあった十九世紀以前の前近代の東アジアを俯瞰し、論じていく。
東アジアと日本、世界を接続して考え、問い直していくシリーズ、東アジア文化講座。
これからの東アジアを生き抜くヒントがここにある。
第3巻は東アジアの文学圏をテーマに、東アジアの学芸、宗教と文学、侵略と文学、歴史と文学、文芸世界などの問題を設定し、東アジアに共有される文学世界を俯瞰し論じる。「東アジア文学史」の不在により、鮮明にはなっていなかった東アジアの文学を明らかにすべく、その言語表現に即した想像力や思想性、それに基づく形象力、再生力を検証する。ここから「東アジア文学史」がはじまる。
執筆は、小峯和明/中村春作/小川豊生/岩本篤志/井上 亘/楊 暁捷/井上泰至/司 志武/原 克昭/Matthias Hayek/張 哲俊/趙 恩?/馬 駿/千本英史/山下克明/神田千里/大西和彦/高 陽/伊藤 聡/佐野愛子/陳 小法/松本真輔/目黒将史/徳竹由明/樋口大祐/韓 京子/津 茂/魯 成煥/木村淳也/野崎充彦/ファム・レ・フィ/小林ふみ子/宇野瑞木/洪 晟準/鄭 炳説/近衞典子/琴 榮辰/金 鍾徳/袴田光康/荒木 浩/染谷智幸の41名。
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