- 新神風と悪党の世紀
-
神国日本の舞台裏
日本史史料研究会ブックス 002
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784909658074
[BOOKデータベースより]
異国襲来と天変地異で、神威高揚はなぜ起こったのか?民衆から中世の風景を再現して動乱の政治史を描き、神の国の勃興する時代の空気を切り取った、名著の大幅増補改訂新版。
第1章 異国の襲来
第2章 神国の誕生
第3章 悪党の烙印
第4章 徳政と伊勢神道
第5章 荘園社会の危機
第6章 後醍醐天皇の専制
終章 神国日本の行方
増補章 神国紀州の誕生―紀州御合戦物語
それにしても、祈〓という現実的な効果のまったく期待できない政策がこれほどまでに重んじられ、大風が吹いたのも神の加護のおかげだと考えられるようになったのは、なぜなのだろう。
異国襲来と天変地異で、神威高揚はなぜ起こったのか。
民衆から中世の風景を再現して動乱の政治史を描き、神の国の勃興する時代の空気を切り取った、名著の大幅増補改訂新版。
【それにしても、祈〓という現実的な効果のまったく期待できない政策がこれほどまでに重んじられ、大風が吹いたのも神の加護のおかげだと考えられるようになったのは、なぜなのだろう。「我が朝は神国なり」と言って伊勢神宮への奉幣(宝物の献上)にこだわる朝廷、神領興行法という不可解な法令を出して武士たちの所領を奪い伊勢神宮に与えた幕府─このような神威しん いの高揚はどうして起こったのか。】…第一章より
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本中世の権力と寺院
-
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2016年09月発売】
- 歴史読物 陰謀の鎌倉幕府〜執権北条氏をめぐる内紛クロニクル〜
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2022年01月発売】
- 中世鎌倉のまちづくり
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2019年11月発売】