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[BOOKデータベースより]
第1章 「痕跡から推測する」
[日販商品データベースより]第2章 「先入観による支配に気づく」
第3章 「新しい指標で判断する」
第4章 「その環境に適応する」
第5章 「世界の中から構造を発見する」
第6章 「理解の速度を推し量る」
第7章 「リアリティのありかを突き止める」
第8章 「コミュニケーションの帯域を操作する」
アイデアの種は、あなたの日常の「小さな違和感」に隠れている−−
“「見落としていたものに気づく」ということ自体は、何に着目すべきかという問題設定が適切にされていれば、誰でもできるはずなのだ。
その上で、「良い」気づきを得るために「観察の練習」が必要になってくるのだ。観察による気づきは技術だと捉え、何に着目するかを意識しながら、何度も何度もやってみる。当然、技術というからには後天的に学習が可能だし、慣れれば慣れるほど上手くなっていく。”(本書「おわりに」より)
駅やオフィス、街や家の中で出くわす、小さな違和感。あるいは、市井の人々が生み出すささやかな工夫や発明のようなもの。著者が日々収集し続けている数多の「観察」の事例を読み解く思考の追体験をしていくことで、読み手にもアイデアの種を与えてくれる。
過去の膨大な量のリサーチの中から50あまりの「観察」の成果を厳選し、テキストはまるごと書き下ろし。著者のこれまでの人気連載コラム「AA’=BB’」(modernfart)、「まなざし」(DOTPLACE)を愛読していた方も必読の、初の単著にして決定版的な一冊。