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[BOOKデータベースより]
人類史上13人しか体験しえていない水深100メートル超の世界、その極限の世界に到達し、世界記録を目指し続けるただ一人の日本人。
1 「無」が支配する世界(エクスタシーを感じた瞬間・115メートルの記録達成・この先には何があるのか;何メートル潜るか・打算は通用しない・数字のきれいさが決め手 ほか)
2 グランブルー海との対話(海に溶け込み憧れの世界へ・青い闇、グランブルー;生と死が、海をなか立ちにして円環を描く・潜ることは死に向かうこと・還ることは生に戻ること ほか)
3 フリーダイビングの世界(フリーダイビングというスポーツ;潜降/浮上、I’m OK. ほか)
4 グランブルー青い闇に身をおきたい(フリーダイビングとの出会い;フリーダイバーになりたい ほか)
5 One Ocean―もうひとつのミッション(フリーダイビングを多くの人に知ってもらいたい;海をたいせつにする心を伝えたい ほか)
人類史上13人しか体験しえていない、水深100メートル超の世界。その極限の世界に到達し、世界記録を目指し続けるただひとりの日本人が、グランブルーの世界、フリーダイビングの魅力を語る。
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「スポーツに関連するオススメ本」レビューコメント
素潜りで人間はどこまで行く事が出来るのだろうか?『ブルー・ゾーン』は素潜りで日本記録を持つ篠宮龍三氏によるフリーダイビングの紹介本です。まず、素潜りをスポーツとして競技化したものをフリーダイビングといいますが、マイナーなスポーツゆえに知名度は低いのです。ところで、潜るという行為だけではシンプルすぎてスポーツになるのかという疑問もありますが、このフリーダイビングという競技には、水面下を呼吸をせずに横に泳いでいく種目と潜水して深さを競う種目とに分かれています。フィンを使うか否かで更に細分化されているので、競技種目は予想していた以上に沢山あるという事ですね。では、素潜りでいったいどこまで潜る事が可能なのでしょうか?世界記録は214メートルだそうです。本には、フリーダイビングの歴史的なことから競技として捉えた著者である篠宮龍三氏の考えが綴られています。しかし、素潜りの記録というのはそれ程古い物でなかったんですね。用具を使わない訳ですから、大昔から挑戦されていたのだろうと思っていたのですが、間違いであったようです。初めて100mを潜ったジャック・マイヨールというフランスのフリーダイバーは少年時代に佐賀県唐津市、その後千葉県館山市坂田に別荘を作ったりと日本と密接な関わりがあったようです。篠宮龍三氏の文章からは、フリーダイビングというスポーツがどこか精神的なものを強く感じることが出来ます。シンプルなスポーツという側面と水の中に潜っていくことの神秘性がそう感じさせているのかもしれませんね。人類史上13人しか到達していない100m超の世界に到達した経験を持っている篠宮龍三氏の体験を知る事が出来る貴重な一冊だと思います。
[商品紹介]
深い蒼の世界
皆さま、フリーダイビングという競技をご存知ですか?いわゆる「素潜り」で何十mも潜っていくあれです。初めて100mを潜ったジャック・マイヨールはあまりにも有名で、誰しも一度は名前を聞いたことはあるのではないでしょうか?本書の著者は、人類史上13人しか到達していない100m超の世界に到達した、アジアNo.1のダイバーです。100mの深海は一片の音もない、まさに「無」の世界だそうです。しかも到達した時の感想は「エクスタシー」。かっこいいですね。